徳川家家紋入り香炉

霊運院について

当山、霊運院は宝暦8年(1758年)、徳川九代将軍家重公を開基とし、八代将軍吉宗公の菩提を弔うため、徳川家特別祈祷所として創建されました。開山には放光東明禅師を迎え、当時は深川(現在の江東区)に広大な伽藍を構えておりました。

かつては桜の名所としても知られ、葛飾北斎の『市中の花 新寺の新樹』や『江戸名所図会』にその美しさが描かれるほど、江戸の人々に愛された名刹でした。

しかし、その後の道のりは平坦ではありませんでした。度重なる火災や震災、さらに戦後の東京市復興計画による区画整理の波に翻弄され、昭和30年頃、現在の東村山市(小平霊園近接)へと移転いたします。 その移転のさなか、当山は予期せぬ不遇に見舞われました。長らく住宅地の一角で、一軒家のような仮の姿のまま時を過ごすこととなりました。

約60年もの間、身動きが取れない状況でしたが、令和6年、住職の就任と共に、改めて活動を再開いたしました。再び皆様の心の拠り所となるお寺へ。霊運院は今、再建への道のりを歩んでおります。

住職 紹介

葬儀・法事・供養の依頼について

檀家制度にとらわれない
平等なご供養をいたします。

大切な方を送る葬儀、そしてご先祖様を想う法事。 霊運院は、皆様の「供養したい」という純粋な気持ちを何よりも大切にするお寺です。

当院はかつて、徳川家の特別祈祷所として建立されました。特定のご家庭を檀家として抱える一般のお寺とは異なり、国や社会の安寧を願い、広く人々のために祈りを捧げてきたお寺です。 そのため、当院には古くからの檀家制度やしきたりがほとんどございません。

「お寺とお付き合いがない」「お布施のことが不安」「檀家になるつもりはないけれど、しっかり供養してあげたい」 そのような方にこそ、頼っていただきたいと考えております。 誠心誠意、お勤めさせていただきます。